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つい最近のメダカブームも受けて自分の家でもメダカを飼い始めたいと思う方は 年々増えているように感じます。
しばらくメダカを飼っていると屋外で飼った方ががいいのか?屋内で飼った方ががいいのか?と聞かれるようになりました。
そのため今回はメダカの屋内でのメリット、屋外でのメリットを詳しく紹介していきます。
Contents
メダカにはあまりよく知られていませんがカメレオンなどと同じような保護色などによる色の変化があります。
これはもともと野生の時に備わっていたもので、これが強力に進化してきた品種も何種類かいるので注意が必要です。黒系統は特にそうですね!
そのためこの色をいかし、鮮やかなメダカにするためには屋外飼育が欠かせません。
かといって、これが屋内ではできないのかと言うとそうではありません、個別に見ていきましょう
メダカを屋外で育てるメリットとしては少ない用品でメダカをたくさん飼える事と丈夫に育つということです。
屋内ではブクブク(エアレーション)などが必要になってきますが水面が多い容器を使うことで使わなくとも飼育も出来ますし。
稚魚たちを育てるためには微生物がたくさん増えている「グリーンウォーター」も作りやすいです。
グリーンウォーターの作り方
他にはメダカの色揚げなどには欠かせない飼育容器などが選びやすいという点です。
三色メダカや黒メダカなどは黒系統の強い遺伝がありますよね、そのためこれにおける保護色、環境に溶け込むように進化してきたということもあるので黒の容器を使うことが色をよりよくするためでもあります。
そのため、このようなプラ舟を使うとより一層色が綺麗に仕上がるので屋外飼育をする人が多いのも納得してしまいますね。
しかしながら屋外でも多少のデメリットはあります。
一つは真冬の水面が凍る危険性です。
1日のうち日中は水面が凍ってなければ問題ないのですが、これが一日中凍るような状況では酸素が水中に連れ込まないためメダカが死んでしまいます。
そのため水面が凍ってしまうような寒い環境であり、日陰になるような環境が多いご自宅などでは屋内飼育の方が適してると言わざるを得ません。
他には真夏日などでは直射日光はお湯になってしまう危険性があるので、すだれをかけてあげたいするという手間も存在します。
もちろん雨などが降りすぎてしまうとせっかく微生物が増えたグリーンウォーターが流れ出てしまうので蓋をしてあげたりとその気候によって色々としてあげないといけないのが難点ですね。
屋内で育てる最大のメリットは、安定した環境で管理がしやすいという点にあります。
屋内では電気を使うのも容易に出来ますしエアレーションなどもかけてあげることによって死亡率も格段に減って行きます。
そのため安定した環境を維持しやすいため メダカ自体も長生きしやすいでしょう。
サーモスタットなどを使えば一年中卵も取れるので繁殖を急ぎたい方はとてもおすすめです。
屋内では透明な水などを維持しやすい環境なので保護色である、黒の色素を抜きやすいです。そのため「マリンブルー」などのメダカを飼うと色の仕上がりが良くなります。
屋外では容器の関係などで、三色メダカなどが色の仕上がりがいいと言いましたが、透明な鱗を持っている品種、マリンブルーなどは保護色の関係もあり屋内飼育がより的確だと思われます。
屋内でのデメリットといえば「グリーンウォーター」などの稚魚を育てやすい水を作りにくいことなどが挙げられます。
他には水槽などのアクアリウム用品が必要になってきますし、お金が器具に結構取られるのも難点です。
メダカの飼い方には人それぞれの解釈などもありどちらが正解ということはありません、繁殖なども色々な環境があったからこそ現在の種類の多さにも影響してると考えています。
そのため屋内と屋外のメリットやデメリットをみてもらい、自分の環境に合った飼育をしてもらえたらうれしいです。