-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー
2024年12月 日 月 火 水 木 金 土 « 5月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
初心者向けとされるグッピーを昔、全滅させたことのある凡才アクアリストLoki(@CarnoLoki)です。
どんなに大切に育てていたグッピーにも最後はやってきます。グッピーの寿命ってどのくらいだろうと思った人はいないでしょうか?
グッピーの寿命はまさかの一年ぐらいだと言われています。しかしこれにはグッピーの特性が関係しています。
僕がグッピーを飼っていたときには寿命が1年だと言われていても普通に1年半年ぐらいは生きていました。
では何故そこまで違いが出るのか?死んでしまう原因なども加えて詳しく書いていきたいと思います。
Contents
基本的には自然界に存在した頃、グッピーたちは他の魚や上空などの鳥達にも狙われる可能性があります。そのため色々過酷な環境で生きていかなければなりません。
しかも胎生メダカに属する種類なのでメスがお腹の中で一生懸命育てて稚魚として産むのがグッピーです。
そうなるとメスの負担が大きく稚魚を産んだことにより大量にエネルギーを必要とするのに、自然界では手軽に餌となるものが少ないでしょう。
そのような環境で生きてきたため、その大量に生んでいくという進化を取り続けていたため寿命が短くなっていきました。
そのため、そんな環境を改善してあげると寿命が伸びやすいということになります。
人間の手によって作られた水槽の中での環境では様々な部分で違うところがあります。
一つは栄養価の高い餌です。グッピーが稚魚たちを育てるにはたんぱく質が必要なのでたんぱく質が多い餌をあげることにより、稚魚が生まれたあとでもグッピーは体調を取り戻すのが早くなります。
たとえグッピーが病気になっても薬浴などで病気を回復してもらえるし、グッピーが老化をしても恵まれた環境の中ではそこまで致命的なものにはなりません。
そのためグッピーも自然とはちがい寿命も延びてくることになります。
グッピーの寿命が縮まる原因は前述で述べたように、出産によることと書きました。
グッピーに長生きしてほしい場合は、その出産する回数を減らしてあげたり、なくしてあげたりすることにより長生きしてくれるようなります。
グッピーを長生きさせたい場合は低温でゆっくりと飼ってあげることにより新陳代謝を緩やかにしてあげ、長生きする要因になります。
適温は25度前後になるのですがグッピーは15度くらいまでは生きれる熱帯魚になります。
そのため21度くらいで飼ってあげることによることで成長スピードをさげることができるので試してみてください。
夏の場合は水槽をリビングなどに置いておくと30度くらいになってしまうため冷却ファンや小型の扇風機などを水槽の上に取り付けてあげてください。
繁殖の場合は餌をたくさんあげて新陳代謝を促してあげることで多くのグッピーを産ますことが大切ですが、寿命を延ばしてあげる場合はかえってそれが仇となります。
グッピーは1週間絶食していても問題なく生きていける魚なので心配なら1日一回、数日に1回でももんだいありません。
寿命を縮める要因として一番のことが繁殖です。
出産等による行為は一番エネルギーを必要とし、生命力を削ることなので、飼育する水槽が二個ある場合は隔離してあげましょう。
グッピーは普通に飼っていると、どんどん増えていき過密になってきます。
過密飼育になると水質は悪化していき、グッピー同士も喧嘩をしたりするなど、普段ならしないような行動をしてくるようになるので、ゆったりとした環境を整えてあげてください。
グッピーも元々は原種がいるところから人が品種改良してきた種類が色々あります。
特にアルビノなどは染色体の異常で出てきた品種なので日光に弱いでしょうし、アルビノ自体が生命体なかではかなり弱い存在になります。
ブルーグラスなどで、極めて尾びれが長いグッピーは、水の流れの速い所では余計な体力を使ってしまうため短命になってしまいます。
もし寿命が長いと言う点だけで言えば原種に近いグッピーがより長生きはするでしょう。綺麗ではないですが(^^;)
他に大事なのは奇形が混ざっていないか?ヒレなど異常がないかなどを購入するときに注意したほうがいいでしょう。
そのため、グッピーの寿命を延ばすために大切なのは、飼育者の愛情と手腕によるところが一番の要因なのかもしれません。
大切に育てていればグッピーたちはそれに答えてくれます。うっかりグッピーが死んでしまう要因を作らないのが大切になってくるでしょう。
グッピーは熱帯魚の中では比較的、初心者向きと言える品種ではありますが、しっかり育てないと死んでしまうのも事実です。まずは死んでしまう原因をよく観察して探ることが大切です。
今回はグッピーの飼育において間違って死んでしまういくつか書いていきます。
グッピーはひれなどが長いためどちらかと言うと泳ぐのが得意な品種ではありません。
そのため、水流が強すぎると泳ぎ疲れてしまい寿命を縮めてしまう原因にもなりますので注意が必要です。
泳ぎすぎている水槽だとグッピーが痩せてくるので痩せてる固体が多い場合は湯慰留を見てあげてください
これは熱帯魚全般に言えることですが、水温が高すぎたり低すぎたりしては死んでしまう魚確立が断然高くなってきます。
グッピーだけで言えば水温の適温は25℃なので、サーモなど温度管理が出来る環境なら25℃設定にしてあげましょう。
グッピーは35℃と越えてくると全滅の可能性が出てくるので、夏場の日差しの強い日などで締め切った部屋などは注意が必要です。
そのような時は熱帯魚用の扇風機などを付けてあげると気化熱でだいぶ水温も下がるので付けておいたほうが安全ですね!
最低水温は15度ぐらいなのでそれ以下になるよう環境下ではサーモヒーターを導入しましょう。
グッピーは卵胎生なため、他の魚と違い稚魚で生まれてきます。他の魚はまだ人工餌も食べれないような小さい頃に生まれてくるため生存率が高くないのですが、グッピーは人工餌も食べれるサイズで生まれてくるため非常に生存率が高い魚でもあります。
そのため、水草など隠れ家が豊富な水槽だと過剰にグッピーが増えることがあります。
そうなってしまうと今度は水質が悪くなっていき一気に大半が死んでしまうようなアンモニア中毒が起きる危険性があります。
なので、グッピーを飼う時には増やしすぎないようなことも大切です。
グッピーは寿命が近づいてくるとある程度兆候が現れてきます。
病気のときもヒレが割れてしまったりするので寿命と勘違いしないよう気をつけたいところです。
一番わかりやすいのがどこかのっそりと泳ぐ姿でしょうか?若魚のグッピーと違いどこか貫禄があるような泳ぎ方をしている気がします。
そんなグッピーもうかなりの歳を取っているのでそっとしてあげることが大切です。
グッピー一つとっても飼い方の心構えで長生きにも短命にもなります。
増えすぎる傾向にあるグッピーですが、かわいそうだからといって増やし続けていても、もとのグッピーたちが死んでしまうことにもなりかねません。
そのため、オスメスなど別けてあげることも大切になります。
グッピーを増やしたい方は「グッピーの繁殖術」を参考にしてみてください!
ではたのしくアクアリウムをしていきましょう!